2016/10/14 / 英語勉強法
医学部受験の英語 単語の覚え方・自習の仕方
単語学習は必ず長文とセットでやる。暗記が苦手な人は必ずそうしましょう。読む量を確保できて、かつ長文に出てくる文法知識の確認と英文解釈の訓練もできます。
1.やってはいけない勉強法
単語集を覚え切っても知らない単語は間違いなく出てくる。それは日本語も同じで「言語」だからです。ネイティブでも知らない単語があるように、覚えても覚えても知らない単語が出てきます。なので、受験生はまずは単語をやろうと思うわけですが、肝心の文章を読むことをしないので、単語を覚えても読むのが遅く一向に勉強が進みません。いくら単語を覚えていても読むのが遅いと入試には受かりません。ですので、単語集に時間をかけてはいけません。単語集は暗記用ではなく確認用。単語集をやる暇があったら長文を読みながら単語・熟語を覚え、構造を把握する訓練をしましょう。そのほうがメリットは大きいのです。
※どうしても単語集を使いたいなら、読み物として使って下さい。読み物としてなら受験用であれば「鉄壁」とか、そもそも大学受験用ではないもののほうが質は高い。その際は例文を読んで「どのように使われているのか」を意識しながら読むこと。これは学習の後半でよく、まずは文法の例文や長文を読むことを優先しましょう。
2.単語カードはゴリゴリ暗記派には最高
暗記をガンガンしたい派・もしくはリスト型の本でも簡単に暗記できる人は、もちろん単語集でもいいです。
ただし、もし覚えられない場合は、単語集を使うくらいなら、単語カードのほうが暗記の効率が高いと実証されています。これは暗記派には超おススメです!ですので、「ターゲット1900」「シスタン」「単語王」などのカードを使いましょう。使用の際は、10枚ずつを束にして覚えること。知っているものは取り除き、①知らないもの ②あやふやなもの に分けて、好きなほうから覚えていく。最初の10枚と次の10枚が終わったら、その20枚をシャッフルして復習してもOK。ただし、束はMAXで30枚くらいにすべきと考えます。面倒ではないのはターゲット1900のカード。びりびり切り取る必要がありません。内容的には単語王が一番良い。シスタンもいい本ですが、本冊のほうのレイアウトは個人的にあまり好きではない。